Ropponmatsu Urban Nature

六本松キャンパスの植物たちブログ篇(新)

イヌノフグリとイヌコウジュ、そしてさざんか

先日の「ゆるゆる散歩」(12月5日)のときに見たキャンパス跡地のイヌノフグリとイヌコウジュです。

イヌノフグリはそのうち全力特集します(絶滅危惧種ですし!)が、今日は少しだけ。
イヌノフグリは福岡市ではぽつぽつ見られます。早いところでは秋口から発芽します。だいたいは早春の花ですが、12月には咲いているところもあります。
六本松キャンパス跡地でもイヌノフグリが発芽していました。けっこう成長した株もありましたが、花はまだのようでした。

こんな感じのところに生えています:

今年の春のシーズンは構内全体で数百株にのぼりました。これだけの数の生育地はあまりないのではないかと思います。


それから、以前の記事でご紹介したイヌコウジュ(イヌノフグリに名前が似ていますがまったく別の草です)がまだ花をつけていました。

以前の記事に添付した地図とは別の場所です。図書館北側の、トウバナなど在来種の植物がかたまって見られるポイントです。


私が呼び掛け人で続けている「六本松の草花見て歩き ゆるゆる散歩」では毎月1回、キャンパス跡地の中や近所を歩いて植物や小さな生き物などを探して歩いています。今年の5月から続けてきたのですが、11月から大学の構内見学許可が出なくなり、やむをえず近所の散策に変更して続けています。
が、12月5日の回はたまたま同じ日時に六本松キャンパス跡地の中で公開の消防訓練が開かれたため、その訓練の模様を見学しました。訓練の後で植物を少しだけ見て回ったときの写真が、今日ご紹介したものです。
 

さざんかも咲いていました。

少し小春日和が続いたので、構内のイヌノフグリもきっと咲いただろうと思っています。


☆ 六本松キャンパス跡地のイヌノフグリは私の個人ブログ「とおりみち通信」で取り上げています(今年前半の記事)↓
http://d.hatena.ne.jp/sanchiroku/searchdiary?word=%cf%bb%cb%dc%be%be%a1%a1%a5%a4%a5%cc%a5%ce%a5%d5%a5%b0%a5%ea


イヌノフグリ(薄いピンク)・イヌコウジュ(濃いピンク)・さざんか(赤丸)の場所(12月5日に観察した場所のみ)↓